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共に生きる


 

G.W.も終わり、お客様の出入りも落ち着いてきました。

 

本日は朝から雨が降り続け、

もうそろそろ梅雨入りかなぁと感じます。

 

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久米島、日々是新海!

お天気:油断してると日焼けするぐらい良いお天気です。

水 温:24℃~

透明度:15m~20m

島模様:ところどころ黒潮が入ってきています!

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異なる種類の生物がお互いの足りない点を補い合いながら生活することを【共生】と言いますが

ダイビングをしていると、共生関係の生物が多く目に入ります。

 

有名なところで言えば【クマノミ】と【イソギンチャク】の関係です。

 

P6250800

 

イソギンチャクの触手には毒があるので、

クマノミは自分よりも大きな肉食の魚に狙われた時はイソギンチャクの中に隠れて身を守ります。

また、イソギンチャクはクマノミが食べ残した餌などのおこぼれを貰う事で、簡単に食事にありつける事ができます。

 

クマノミとイソギンチャクの他にも

【キンチャクガニ】と【カニハサミイソギンチャク】も共生関係です。

キンチャクガニは自分のハサミにイソギンチャクをくっつけて生活してます。

 

P4270084.JPG

 

外敵に狙われた時はこのイソギンチャクを振り回して威嚇や防御をします。

逆にカニハサミイソギンチャクはその名の通り、カニのハサミに挟まれて生活しており、

カニが食べた餌のおこぼれを貰っています。

キンチャクガニはイソギンチャクを武器に利用し、

イソギンチャクはカニを食堂!?として利用している様な関係ですね。

 

 

他にも【ハゼ】と【テッポウエビ】や【ウツボ】と【クリーナーシュリンプ】等など、

様々な生物がお互いを補い合いながら生活をしています。

 

今度潜る時には共生生物に注目してみるのも面白いかもしれませんねgood

キンチャクガニのリクエスト、是非お待ちしております!

 

【記:綾人】

 

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